今週のジェト・エフェクトは, 県外のALTたちを引き寄せ、楽しい一時を過ごしながら国際化を促進する交流イベントに注目します。
福井県の美浜町に所属するALT3年目の、ルシア・ブレア氏に年間の恒例行事となった『霊南クレイジー・カー大会』について詳しく語ってもらいましょう。
彼女は過去2年間どのようにこの企画に取り組んできたのか、次のように話してくれました。「私は、今年で8年目を迎える『霊南クレイジー・カー大会』を担当してきました。元来、この大会は、福井県の北部に住むALTたちに、福井県の南部地域の自然の美しさを発見してもらいたいという前任のALTたちの思いによって、企画されたものです。しかし、その人気の高さは大会をますます拡大していきます。現在において『霊南クレイジー・カー大会』は、ALTたちだけでなく、地域の住民、さらには県外のALTたちや県外からの人々が関わるまでに拡大しました。」
『霊南クレイジー・カー大会』は、福井県AJETの年間行事であり、FJETの日程のなかでは一番人気があります。当然ながら、大規模なイベントのことだけあって、企画するには多くの時間がかかります。ルシアは、「地域全体の様々な方 – ALT、同僚、地域の人など – に力を貸して頂いています。企画に通常5ヶ月ほどを必要とする、時間のかかるプロジェクトです」と言ってくれました。
おそらく「カー大会」というコンセプトは、あなたにとって新しいものかもしれません。まず、各チームごと一台の車に乗り、手掛かりや指示に従いながら美しい霊南地域の山々を回ります。その間、既に用意されている問題に答えを見つけなければなりません。スキャベンジャーハントのような、探索ゲームに似たようなものです。ただ、この「カー大会」には意外な面白み − ベストコスチュームとベストピクチャーへの加算点 − が隠されています。普通これらの写真は、なんらかの形で地元の人々を含めたものでないといけません。
「この大会は、参加者と共に国際化に貢献する役目を果たし、地元の皆さんが世界から集まってきた人々と交流するための一つの手段です。霊南地域の小さい町にとって、外国人と接する機会を与えてくれる数少ない機会でもあります。殆どの町が非常に小さく、普通一人のALTしかいません。そこで、多くの課題の一つには地域での触れ合いを通じて、住民の方々に良い印象を与えることが含まれます。例えば、中学校の野球部と写真を撮ることや地域の高齢者に花を差し上げるのようなことです。大会のコースにおいて、地元の方々はとても協力的で、変装した参加者の写真を撮ってあげたり、近道の情報や手掛かりまで教えてくれます!」
言うまでもなく、福井県AJETの行事であるだけに、『霊南クレイジー・カー大会』はSmile Kids Japanや地域の児童養護施設にも関わっています。「各チームはコスチュームに合うマスコットも用意しなければなりません」とルシアはコメントし、「普通、このマスコットはぬいぐるみなんです。私たちはこれらのおもちゃを集め、大会が終わった後、敦賀にある地域の児童養護施設に寄付します。」
このイベントの企画は時間と手間が掛かる大仕事ですが、仲間との協力次第でその年の一番のイベントとなるでしょう。「この企画に関わることは週末に副業を持つようなものですが、少々余分な仕事をかまわなければ、どの県でも成功させられます!この仕事の一番良いところは、地元の人々が開かれた姿勢で企画に協力してくれるだけでなく、自ら楽しんでいるところです。」とルシアはアドバイスします。
『クレイジー・カー大会』の実施に関心のある方はルシアもしくは「カー・大会」チーム(KarRally@gmail.com) へご連絡ください。アドバイスや支援をご提供します。


